眠れないと太るって本当!?
昨夜、30代前半の女性からこんな質問をされました。
ちゃんとした睡眠ができないと太るって聞いたんですが、本当ですか!?
私の答えは、ほぼほぼ本当のことですよ。と言いました。
ほぼほぼって、なんですの?と聞き返されながらですが、睡眠不足だけが絶対ではないっていうことの意味ですが、睡眠は心身ともに左右する結構大切な行為なのです。
まず、太ってしまう原因をいくつか挙げてみると、①食べる量が多い=摂取エネルギーが燃焼エネルギーよりも多いこと。②運動量が少ない=消費エネルギーの低下。③基礎代謝が低い=新陳代謝が出来にくい状態が全身で見られること。④自律神経系の調子が悪い=ホルモンバランスが不安定。⑤自分ではなんだか理解できず=ストレスを強く感じているかも?。などになります。
一般的にベストコンディションを保つためには、日常のちょっとした心がけが必要で、①②の問題はダイエットと言われる食事を制限したり、運動量を多くしたりしてベストコンディションを保ちましが、③④は、しっかりと睡眠時間を確保して睡眠の質を高める生活が必要です。③④は一見、年齢を重ねるにつれどうしても年のせいにされがち(年齢とともに意識低下が原因だと思います)が、年齢が若くても年を取っていても関係ない人は全く関係ないのです。
睡眠の時間と質を高めることで、代謝は上がりやすくなり、自律神経系も整ってきます。それが高まってくると自然と⑤が起きにくくなり、さらに①も改善されてくるはずです。
しかし、②の運動に関してだけは眠るだけでは改善されません。これは日中に筋肉を動かす行為をしないとダメです。
運動自体もベストコンディションを保つため、またダイエットのためには重要な要素です。とはいっても、身体が疲れていたり、脳が働いていないと運動する気にもなりません。ですから身体や脳の疲れを取ることで運動しやすい状態にすることも間接的ですが、睡眠はダイエットに役立っていると思います。
そのほか、基本の朝日を浴びることをはじめ規則正しい生活をしていると、さらにいいことが噛み合ってきます。
今まで、お酒大好き、タバコ大好き、夜更かし大好きだった人が、ウォーキングやジョギングを始めたことにより、気持ちも身体もすっかり別人のように生活が変わってしまった実例はたくさんあります。
ここで大切なのは、まず初めに心と身体にいいことをやってみることが、逆に心と身体に悪いことをしたくなくなることなのです。その結果、心身ともに気持ちが良くなるということを身をもって知ることなのです。
心も身体も喜ぶ生活そのものの原点が、睡眠であることを伝えさせていただきました。
ぜひ皆さんも参考に、ご自分にあった睡眠方法で、ベストコンディションを整えてください。
ぐっすり眠るために、パジャマ(寝間着)がけっこう重要!
大型連休(シルバーウィーク)最終日。
皆さんは、何をしますか?
最後だから、思いっきり遊ぶ、ゆっくり身体と心を休める、明日からのスタートに準備万端する、家族会議を開くなど様々だと思います。
今日は、明日からのスタートに、ぐっすり寝れる方法の一つとして、『パジャマ(寝間着・ねまき)』について注目していきます。
皆さん、いつも寝る時、何を身につけて寝ていますか?
スエットやジャージ、パンツにTシャツ、なにも付けずにスッポンポンって云う方もいると思います。
すいみん学校の理想である『快眠』を目指すのであれば、やはり天然素材のパジャマが理想的です。
なにが理想的なのか?と云うと、まずは素材が天然(自然)素材であること!
天然素材とは、綿、脱脂綿、麻、シルク、羊毛など植物性や動物性などの化学繊維(石油系製品など)でないもののことで、基本的に吸湿性や通気性などに優れているものです。
※逆に化学繊維(石油系製品など)などは、吸湿性や通気性が悪いため、蒸れやすくなります。さらに静電気も発生しやすく、まさに身に付けているだけで、眠りの質を低下させてしまいます。
今では、化学繊維(石油系製品など)でも性能が優れているものが、多く発売されていますが、私の個人的感想でいうと、やはり人間の皮膚には天然素材が相性いいように感じます。
そしてパジャマ(寝間着など)は、寝ている間のゴム等の締め付け感もないことが、スエットやジャージとの違いでもあります。
寝具業界の中には、脱脂綿素材のパジャマや何もつけずにケット(上掛け)とシーツ(下敷き)を脱脂綿にすることによって、寝ている間にデトックス(体内毒素)を脱脂綿が吸着して、より健康にしてくれる。と云うことも言われています。
※脱脂綿とは、綿(コットン)から脂分を脱したもので、綿より吸湿性が良い。
また中国では、『美人は夜作られる!』という言葉があるようで、特に女性はシルクパジャマなどで身をまとい、やはり寝ている間のデトックス(体内毒素)対策をしているようです。
特にシルク(絹)は温度・湿度の調整に優れているため朝まで快適な寝床内気候を整えてくれます。
ですから化学繊維ではなく、天然(自然)繊維素材のものを選ぶことが大切です。
そして最後に衛生面でのお話ですが、寝ている間にコップ1〜3杯の汗を掻くと言われているのは、皆さん聞いたことあると思います。その約9割近くをパジャマが吸ってくれています。
その汗の中には、皮脂や垢、塩分など様々な成分が多く含まれています。その皮脂や垢などが溜まっていくと吸湿性が低下していくのと同時に、バイ菌が増殖していきます。その結果、悪臭が発生するとともに衛生面がとても心配な状況になります。
ぜひ小まめに毎日洗濯しましょう!
ある方は、夏は暑いからといって、パンツ一枚でそのまま寝てしまう方もいると思いますが、裸に近い状態ですと、寝間着が汗を吸収してくれないため、逆に布団がジメジメしてしまい不快感が出ますし、布団を毎日洗えないと思いますので、やはり衛生面が心配になります。
また、朝方4〜5時頃に気温が低くなった際に、汗が冷えて体温を下げてしまうことにもなりますので、やはり吸汗してくれるパジャマは有効です。
夏のアイテムとしては、ひんやり感とサラサラ感たっぷりで、しっかり汗を吸収してくれる麻やシルク素材を特にお勧めします。
ちょっと長くなりましたが、明日からの良いスタートを切るために是非やってみてください!
疲れを取るメカニズムを知っておきましょう!
大型連休のシルバーウィークも終わり2日間働いて何となくリズムに乗れずに終末を迎えた方も少なくないはずです。
その要因は幾つか考えられますが、①5日間も休んだこと、②夏の猛暑の疲れが出る頃、③季節の変わり目でのダルさ、④飲み過ぎ食べ過ぎ、⑤遊び疲れ、⑥日々のストレス、⑦なんとなく、などなど。
そうはいっても、来週からは心身ともに整えてリズムを取り戻さなければ!という方のために疲れを取るためのメカニズムを改めて理解していただきたいと思います。
それは、ただ単に休めばいいだけではなく、ちゃんと元気な身体にならないと意味がないですよね!
まず『元気』とは、元(もと)の気。もともと本来持っている『気』にすること。その『気』をいい状態で持続させることです。
アントニオ猪木さんの名言、『元気があれば何でも出来る‼︎』
まさにその通りですね。その日の疲れは、その日のうちに取ってしまいましょう!次の日に持ち越さないように意識しましょう!が理想的です。が、本来は次の朝までには、取ってしまいましょう!を心がけてください。
やはり疲れを取るのには、睡眠が1番大切なんですね。
そして、それを持続して疲労の蓄積をしないように、10年後の元気な自分のために疲れを取るメカニズム(方法)をしっかり理解しましょう。
私も色々な角度から睡眠を中心に勉強し、そのメカニズムを実践していますが、実際あれもこれもいいことばかり取り入れてもなかなか時間もなければ、やりきれませんので、基本的に以下の5つを特に心がけています。
- 睡眠(質&時間)
- 食事(水分&栄養)
- 運動(ストレッチ&深呼吸)
- デトックス(入浴&排便)
- 気持ち(感謝&前向き)
私は、疲れをためない方法=健康法として、この5つを中心に実践しています。
皆さんも自分にあった方法を見つけて実践を継続的にやってみてください。
10年後の自分にきっと喜んでもらえるはずです。
それでは、来週から心身ともに整えて張り切ってまいりましょう!
昼寝っていいの?
シルバーウィーク、早くも4日目になりましたね。
みなさん、今日は何をしていますか?
今日もお仕事してる方、遠方の実家に帰ってる方、国内・海外旅行に出かけてる方、家でゆっくりされてる方、普段出来ないことをやってる方、読書・映画に励んでる方、残業している方、様々だと思います。
今日のテーマ、『昼寝っていいの?』
普段は仕事が忙しくて昼寝なんて出来ないって云う方も、大型連休ならゆとりを利用して昼寝でもするか!と考えた方もいると思います。
ところで、昼寝っていいのでしょうか? また、必要なのでしょうか?
みなさんは普段の生活の中に、お昼寝時間はありますか?
日本では、保育園児やOLさんがやっているイメージがありますが、ヨーロッパ各地(特にスペイン)には、シエスタ(siesta)と云う伝統的な昼食後のお昼寝時間があるそうです。
スペインなどシエスタを導入している国では、このお昼寝の時間帯(13:00~15:00時頃)は商店、企業、官公庁などの多くが休業時間となっており、事情を知らない外国人旅行者はしばし戸惑うようです。
オフィスワークの場合、シエスタの後は再び仕事に戻るようですが、日本人には考えられないスローライフですね。
しかし、シエスタをするからといって睡眠過多になるわけでなく、1日の睡眠時間の合計は他国とあまり大差はないようです。
今では、EU統合によって北諸国の習慣にあわせてシエスタを廃止する傾向がみられ、2006年1月からスペインの公務員ついてはシエスタ制度が廃止されたそうです。
スペイン人は伝統的に日差しを回避する習慣があることから、シエスタが始まったともいえるようです。
日本でも2011年(平成23年)3月11日に東日本大震災が発生した際、全国的に電力危機が生じたため、岐阜県庁で13:00〜15:00における電力使用量を例年比で20%削減することを目指し、同年6月に節電目的のためにシエスタを導入したそうです。
一般的に人間のサーカディアンリズム(健康的な朝型生活の人の場合)は、午前中に活性上昇、正午頃が最も高く、午後2~3時ごろにかけて活性が一時低下し、午後4時すぎに再び上昇に転じて数時間活性化した後、就寝時間に向けて再び低下、就寝中の深夜2~3時に最低となることからも、心身の活性が低い午後の2~3時を睡眠時間にあてることは合理的な行動であり、実際に交通事故が起こる頻度も上昇する時間帯なので、シエスタ(お昼寝)することはとても有効なことであると考えられます。
しかしその反面、こんなことも聞いたことがあります。
シエスタ(2〜3時間のお昼寝)することによって、1日に2回起きるという行為があるために、心臓への負担が大きく、シエスタを導入している国では心臓の悪い方(心臓病)がとても多いのも現実のようです。
午後の睡眠習慣は、熱帯・亜熱帯地域の香港、インド、ベトナムや地中海沿岸のギリシャ、イタリア、中東、北アフリカなどでも一般的に見られるそうです。
日本では、そんなにお昼休みの時間が確保出来るわけではないので、やはり15分程度のお昼寝が、午後のお仕事にも悪影響なく有効な方法だと思います。
その時のポイントとして、横になっての睡眠は起きた時にダルさが生じますので、テーブルに腕枕の状態で寝るのが正解のようです。
シルバーウィークもあと1日、お仕事に影響がないようにそろそろ身も心も整えていきましょう!
眠りの栄養学2
昨日に引き続き、眠りの栄養学パート2として、おやすみ前の身体と心に優しいドリンク(水分)をご紹介したいと思います。
昨日も言いましたが、栄養学は専門ではないので、一般的に言われていることをお伝えさせていただきます。
みなさんもよく聞いたことがあると思いますが、就寝前にはカフェイン入りのもの(コーヒー、紅茶など)やお酒(アルコール)などは厳禁とされていますよね!
カフェインは、脳の覚醒に繋がったりしますし、お酒類(アルコール)は少量なら入眠しやすいと言われていますが、1合未満とされています。
それ以上になりますと、大半の方が肝臓を始め各臓器への負担が大きく睡眠を邪魔してしまうと言われています。
そこで、就寝前にちょっとだけ口寂しさを無くしてくれる、簡単に作れるドリンクをご紹介します。
一般的にコーヒーや紅茶にはカフェインが多く含まれていますが、ハーブティーにはカフェインが含まれておらず、またハーブの香りによるリラクセーション効果も高いのがポイントです。
例えば、カモミールティーに豆乳を入れると!
豆乳にはメラトニンの分泌を促すトリプトファンが豊富なので、さらにいい効果が期待できます。+黒糖や蜂蜜を少量入れての満足感もいいですね。
その他、ローズマリー、ローズヒップ、ホップ、レモンバーム、バジル、シナモンジンジャー、などなど、ハーブティーはいろいろありますので、その日の気分によって選んでもいいですね。
専門書なども参考にぜひ取り入れてみてください。
ちなみに、『たんぽぽコーヒー』って知ってますか?
コーヒーなのに、ノンカフェインで且つ身体を温めてくれるみたいです。
飲み口(味)は、普通のコーヒーとまったく変わりませんけど(私の個人的感想です)お値段は、普通のコーヒーの約2倍します。
それでは、シルバーウィーク3日目を楽しんでください。