真綿(シルク)の布団って、何がいいんですか!?
昨日までムートンのお話しをさせて頂いておりましたが、続いてお客様からのご質問をお受けしましたので、またまたシェアさせて頂きたいと思います。
ご質問の第1問は、『真綿の布団って、何がいいんですか!?』でした。
以前にもお話ししましたが、※2015年9月1日 〜真綿って綿花ぢゃ〜ないの!?〜 ※2015年9月3日 〜真綿と綿わたの素材の違いについて〜 これも参考にみてください。
素材の特徴としては、人間の皮膚と同じタンパク質(18種類のアミノ酸)から構成されていて、真珠玉の光沢と似た美しい光沢があり、とても軽くなめらかな肌触りで、人間の肌ととても相性がいいです。
また、動物性の天然素材なので化学繊維のような静電気などは一切発することなく、逆に人間の体内に溜まった静電気を吸着してくれたりもします。
特に、吸湿性、保湿性、放湿性に優れているので、アレルギー体質の方や乾燥肌の方、また傷口の保護などにはとても有効で、まさに最適な素材です。
吸湿性に関しては、綿わたの1、7〜1、9倍(両素材のレベルによっての違いの差もあり)あり、さらに放湿性も抜群に良いので、夏の蒸し暑い日や寝ながらの大汗をかいた時でも常に吸湿・放湿を繰り返し、表面状態は、夏はサラッとして冬はカラッとしていて、一年を通し常に快適を保ってくれます。
そのため昔から《美人は夜作られる!》という言葉があり、中国では夜具素材として、下着、パジャマ、シーツ、カバー、布団などなど、肌に触れるものには出来るだけ絹(シルク)製品を使用するようです。
布団は、掛け布団が代表的なものですが、こだわっている方は、もちろん敷布団、敷パッドにもシルク製品を使っています。
ふとんの白根には、真綿の肌掛け、合い掛け、冬掛けはもちろんですが、真綿(シルク)と羽毛の良いとこ取りした3層構造のハイブリッド布団もありますので、ぜひご体験しにご来店してください。