山梨 すいみん学校 ふとんの白根

寝具の役目3

昨日の続き。

今日は、3番目に重要な《掛布団》について役目を確認していきましょう!

掛布団の役目の基本は、防寒(温度と湿度調整)です。

ぐっすり眠っている時は、血液が主に内臓に集まり内臓の働きを活発にしてくれています。結果、翌朝のデトックスの準備をしてくれているんですね〜。

その他、修復やクリーニング、整理整頓などを寝ている間にしているそうです。

そんな重大な仕事をしている時に、カラダの表面(肌)が寒さを感じていたり、カラダの熱を異常に発散(多汗)してしまっていると血液がカラダの表面にきてしまい、本来のちゃんとした仕事をしてくれません。

その為には、敷布団と同様にカラダから出た汗をしっかり吸い取り、適度な温もりを長時間保てる蒸れないものが最適です。

寝室の環境や体質にも大いに左右されますが、掛布団は季節に合わせて素材や厚さなどを変える工夫が必要になります。

中には、暑がりの寒がり体質の方や真冬でも足を出して寝ているという方もいると思いますが、もしかしてもしかすると、カラダの芯部が冷えてしまっている《ほてり症》かもしれませんょ。

例えて言うなら、真冬の寒い時に、氷水に手を入れてみてください。たぶん5秒〜10秒が限界だと思いますが、手を出した後しばらくすると、手が真っ赤になりだんだんとポカポカしてきます。こんな状態を継続していくと《ほてり症》の状態になってしまいます。

カラダは自然と寒さから身を守るために血液が表面を覆い温めようとしてくれるんです。これを続けていると手足はポカポカ、ドカドカ暑いけど、寒がりだったり、のぼせ状態になってしまうんです。

ぐっすり寝ている間は、しっかりと温度と湿度を確保してあげましょう!

明日は、毛布の役目について考えていきましょう!