ぐっすり眠るために、パジャマ(寝間着)がけっこう重要!
大型連休(シルバーウィーク)最終日。
皆さんは、何をしますか?
最後だから、思いっきり遊ぶ、ゆっくり身体と心を休める、明日からのスタートに準備万端する、家族会議を開くなど様々だと思います。
今日は、明日からのスタートに、ぐっすり寝れる方法の一つとして、『パジャマ(寝間着・ねまき)』について注目していきます。
皆さん、いつも寝る時、何を身につけて寝ていますか?
スエットやジャージ、パンツにTシャツ、なにも付けずにスッポンポンって云う方もいると思います。
すいみん学校の理想である『快眠』を目指すのであれば、やはり天然素材のパジャマが理想的です。
なにが理想的なのか?と云うと、まずは素材が天然(自然)素材であること!
天然素材とは、綿、脱脂綿、麻、シルク、羊毛など植物性や動物性などの化学繊維(石油系製品など)でないもののことで、基本的に吸湿性や通気性などに優れているものです。
※逆に化学繊維(石油系製品など)などは、吸湿性や通気性が悪いため、蒸れやすくなります。さらに静電気も発生しやすく、まさに身に付けているだけで、眠りの質を低下させてしまいます。
今では、化学繊維(石油系製品など)でも性能が優れているものが、多く発売されていますが、私の個人的感想でいうと、やはり人間の皮膚には天然素材が相性いいように感じます。
そしてパジャマ(寝間着など)は、寝ている間のゴム等の締め付け感もないことが、スエットやジャージとの違いでもあります。
寝具業界の中には、脱脂綿素材のパジャマや何もつけずにケット(上掛け)とシーツ(下敷き)を脱脂綿にすることによって、寝ている間にデトックス(体内毒素)を脱脂綿が吸着して、より健康にしてくれる。と云うことも言われています。
※脱脂綿とは、綿(コットン)から脂分を脱したもので、綿より吸湿性が良い。
また中国では、『美人は夜作られる!』という言葉があるようで、特に女性はシルクパジャマなどで身をまとい、やはり寝ている間のデトックス(体内毒素)対策をしているようです。
特にシルク(絹)は温度・湿度の調整に優れているため朝まで快適な寝床内気候を整えてくれます。
ですから化学繊維ではなく、天然(自然)繊維素材のものを選ぶことが大切です。
そして最後に衛生面でのお話ですが、寝ている間にコップ1〜3杯の汗を掻くと言われているのは、皆さん聞いたことあると思います。その約9割近くをパジャマが吸ってくれています。
その汗の中には、皮脂や垢、塩分など様々な成分が多く含まれています。その皮脂や垢などが溜まっていくと吸湿性が低下していくのと同時に、バイ菌が増殖していきます。その結果、悪臭が発生するとともに衛生面がとても心配な状況になります。
ぜひ小まめに毎日洗濯しましょう!
ある方は、夏は暑いからといって、パンツ一枚でそのまま寝てしまう方もいると思いますが、裸に近い状態ですと、寝間着が汗を吸収してくれないため、逆に布団がジメジメしてしまい不快感が出ますし、布団を毎日洗えないと思いますので、やはり衛生面が心配になります。
また、朝方4〜5時頃に気温が低くなった際に、汗が冷えて体温を下げてしまうことにもなりますので、やはり吸汗してくれるパジャマは有効です。
夏のアイテムとしては、ひんやり感とサラサラ感たっぷりで、しっかり汗を吸収してくれる麻やシルク素材を特にお勧めします。
ちょっと長くなりましたが、明日からの良いスタートを切るために是非やってみてください!