山梨 すいみん学校 ふとんの白根

真綿って綿花ぢゃ〜ないの!?

昨夜遅く(真夜中)に、お客様からこんなメッセージを頂きましたので、合わせてご紹介しながらご説明します。

昨夜、和風総本家という番組で、東京日本橋の西川が取り上げられ、真綿ふとんを製作するところが放送されました。

私もたまたま同じ番組を観ていたので、お客様の言っていることは良く解りました。

そのメッセージをくれた方から、こんなコメントを頂きました。

〜この番組を観て、自分が大きく勘違いしていたことに気がつきました。

私ずっと前から、『真綿というのは綿花のことだと思っていたんです。』(はずかし〜)というコメントです。

このような勘違いをしている人は案外多いと思いますので、河野さん(私のこと)すいみん学校として、そのこともちゃんと皆さんに説明されるとより良いのではないでしょうか? 〜と云うものでした。

まさに、漢字で書く通り『真綿』と見れば真の綿ですから、100%ピュアコットン=純粋な綿。と思いますよね!

実は私もこの漢字の由来など詳しくは知らないんですが(また調べて後日ご報告します)、真綿=シルク(silk)、絹、まゆ綿、生糸、などなど色々な表現がありますが、シルク、絹、生糸などはお蚕さんが口から吐き出す糸状のものを言います。そして、真綿、まゆ綿など綿が付くものは、絹糸がまとまって綿状になったものをイメージして頂けば良いと思います。

最近は、技術が進化しており、シルクのようなポリエステルなどの石油系の偽物もありますので、お気をつけてください。

見分け方としては、とりあえず3つだけ覚えておいてください。

  • よく見る。
  • ギュッと触る。
  • 燃やしてみる。

このことについて詳しくは、また後日ご説明します。

話を戻して、まとまった絹糸のことを『真綿』ということは解りましたでしょうか!?

明日は、『綿花』についてお話します。